東京Node学園祭が今年も近づいてきた
今年も東京Node学園祭が目前にせまってきてた!あわせて帰国するので、見かけたら声かけてくださいな。
カンファレンス文化、そろそろ見直そうっていう流れがアムステルダムでは盛んになってきて(こういうの)、自分も運営に関わる身として考え直す時間が増えてきた。とりわけ、参加に対するリターンが曖昧である、というのは問題意識としてあって、尊さだけで続けるのも少し難しくなってきたように思う。
運営参加のモチベーションとしては、言語の壁によって分断されている日本語圏を、カンファレンスを通じて人と人をつなぎ、存在を認識し合う機会を提供。さらなるJavaScriptコミュニティ全体の発展を目指す。っていうのを考えていて、英語でやってる圏側、日本語圏側にアプローチをしているつもり。
英語でやってる圏側は、ゲストスピーカーを呼んで良い意味でカルチャーショックを受けてもらい、あちこちで言及してもらい好循環を狙う。日本語圏側は、どんな仕様やライブラリも人が作っている、と直接話すことで理解し、patchを投げる敷居を下げる。
色々とやり方があるのかもしれないけど、centralizedなイベントが好まれない背景があるので、なるべくdecentralizedな運営をしながらコミュニティ内のdistributedなnetworkの構築を少しずつやっていく、くらいしか今は解決策が思いつかない。異文化交流は、オンラインだけでは発生しにくくて、実際に会って話して一度でも体験すればオンラインでも発生するようになる。このカンファレンスの運営がうまくいけば、他国のカンファレンスとの交換留学制度に踏み切りたいんだけど今年のチケットの売れ行きを見ていると厳しみがある。
参加者個人が感じられるリターン、結論としては、やっぱり自分で見出さない限りは降ってこない、になる。積極的に動けば、信頼できるエンジニアの友人ができたり、お金で買えないモチベーションが手に入ったり、転職の相談を誰かにできたり、仕様策定者に意見を言って実際に仕様策定に参加したりーなんて機会になりえる。
この曖昧さなんとかしたいなぁ。。