アムステルダムにある会社を退職してきた

1年と10ヶ月くらい勤めた会社を退職した。めちゃ楽しかったー!


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退社前の最後のスピーチ


ついでに ZZP になるべく会社を開いてきた。ZZPは日本で言うところの個人事業主的なポジションで、OSSやりながらフラフラしてる友人はみんなそれでうまくやってるので参考にしてみた。時給が良い仕事を短時間でしっかりアウトプット出しながら、OSSにもーちょい時間使えるようにしてくー。

にしても、もっと早く次に進むはずが、だいぶのんびりしてしまった xD

初年度はライフ寄りのwork-lifeバランス感覚を獲得して特に何もしないで終了。ただ、何もしてなくても住んでるだけで英語とオランダ語は生活に困らない程度に伸びて、当初のゴールだった “英語での議論をリードする” ってのは意外とすぐできるようになったように思う。それと同時に、次に何をするかの選択肢が急に広がって、その全体像に圧倒されてたら1年がすぐに終わってしまった。英語の情報量に溺れる。


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動物園で開催されたカンファレンスで登壇したときのやつ


同時期に、一通りライフ側でやりたかったことを頑張ってやってみたんだけど、模索が多くて不安感が増すばかり。そんな中でも、ずっと会ってみたかった人たちとは一通り会えたので一旦は一区切りにできそう。次は、自分なりにワークの方を一歩だけ進めて理想の生活ができるように、ほどほどがんばろうかなぁという感じ。

もう少し詳細。

最前線のOSS(in Node.js)を仕事にすることが当初のゴールだったんだけど、いくつかの会社から打診あったにも関わらず最終的に社員になるには永住権ないとダメって場面に出くわしすぎて直接雇用は一旦は諦めることにした。そこで、self employedに切り替えてcontractorとして何かしら可能性があるかを模索しつつ、自分のプロダクトに最低でも週1使ってフットワークをもう少し軽くしていく方向に軌道修正した。永住権に関しては、もーちょいこの国で真面目にしてればもらえそうなので、そこからはEUの支社を狙っていくことが容易になる。

永住権は5年の連続滞在が条件になるので自分はもはやオランダを出る理由が少ないわけなんだけど、もし今から改めてEU進出狙うならフランスを選ぶ気がする。せっかくなら第二外国語は多くの人に使われてる言語の方が良いし、刺激的な人がいっぱい住んでる。アムスにもロンドンにも電車で行けるし、国際空港も強い。もちろん最初は苦労すると思うけど、もう少し可能性を広げられる。

人よりゆったりした人生を歩んでる自覚はあるんだけど、ここからさらに時間がゆっくりになりそう。来年も落ち着かないで見えないベストを手探ってるのかなぁ


ほしいものリストとかはないんだけど、最近これ作ってるのでJavaScript好きな人はチェックしてみてくださいな!需要を考え抜いて、小さなnpmを作って磨いて、Node.jsにbundleされるよーに工夫を楽しむのマイブーム。

GitHub - watilde/dep: A little Node.js dependency installer

社内 live coding をやってみた

前回に引き続き、暇なので試しにscreen sharing timeってのをやってみた。

watilde.hatenablog.com

最近twitchとかyoutubeで、ハッカーがプログラミングを配信するのがめっちゃ流行ってるけど

(こゆやつ)

nodesource.com

それを社内でもやってみれば良いんじゃない?って思って実際に30分くらい時間を取ってやってみた。

社内の大きめのスクリーンにPCをつないで、30分程度で終わるけど色んなツールを駆使するチケットを実際に解決する、っていう内容。

ツールを使うときは適当に解説をしつつ、質問があればその場で答える運用。

TIL meetingよりも分かりやすくて評判が良かったので、来週もっかいやる流れになった。

会議室で勉強会を開くのも良いけど、たぶんこっちの方が即戦力になる暗黙知をシェアしやすい。

中期滞在移民と好景気

タイムラインに、こんな記事が流れてきた。

www.huffingtonpost.jp

キラキラした記事かなぁ、とか思いながら読んでみたら、自分の理解に近いオランダが書かれていた。

その記事の中で「中期滞在移民」の存在について触れられてる。

そんな外国人に入りやすい環境がある一方で、中期滞在者も多いようだ。あえて短期や長期と書かないのは、一年以上数年未満という意味を込めている。オランダ人と結婚でもしなければ、この国は永住するよりも、出入りがすることが多い。入り口も広いが出口も広いのである。

よく、移住に関して見かける説教として「現地の言葉を流暢に話せなきゃ、その国を理解なんてできない」ってのがあるわけなんですが、自分の周りの移住系Software developerの友人らはオランダ語を話せない人ばかり。これは、ひとえにアムステルダムという異質な、120を超える国籍の人が職を片手に住んでいる狭い地域だから起こり得ることだとは思うんだけど、人に迷惑をかけていなければオフィシャルに受け入れられている状況となっている。

「郷に入っては郷に従え」とは少し違う条件付きの寛容さに関しては、この一文が明快に説明しているように感じる。

どちらかといえば、オランダ人は「生粋の」オランダ人を侵害しないという条件において寛容なのだと思う。

この分離社会と呼ばれる基盤を元に、オランダは経済を伸ばしている。タイミング良く、エストニア在住の方のこんな記事も今日タイムラインで見かけた。

www.from-estonia-with-love.net

2015年のデータなので古いけど、オランダは4位に位置している。

平成生まれとしては、日本で感じたことのなかった好景気のようなものを初めて感じている。例えば、友人が現金で家を購入したり、仕事をなんとなく休んで半年くらい旅行してたり、とかとか。

中期滞在移民という責任の少なさとフットワークの軽さを足場に、好景気な街でのんびり働くの悪くないなぁと

次の仕事をまだ決めてない状態であらためて思った。