JavaScriptエンジニア養成読本を書きました

PHPエンジニアをやっていた反動でJavaScriptエンジニア養成読本を書きました。
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10/18に発売だそうです。

背景、考えたこと

@kyo_ago さんに誘って頂き、企画段階より参加して
大枠の目次草案作成とGrunt特集の執筆を担当しました。

JavaScript界隈の技術は流行り廃りが顕著なこともあり、
テーマとなる技術選定は本当に悩みました。

想定読者を「これからJavaScriptをはじめる人」と設定していたので
新しい技術が出た際にも良いベンチマークとなるような
各レイヤーにおいて、一度は枯れたことのありそうな技術にフォーカスしてみました。

目次

巻頭特集

JavaScriptによる開発の現場
〜10分でわかる最新動向と歴史

Chapter 1:JavaScriptを書こう!

〜本書の対象読者と前提知識

Chapter 2:JavaScriptの歴史

AjaxHTML5ECMAScript

Chapter 3:JavaScriptはどこで使われているか

〜より広範囲に多様化する利用シーン

Chapter 4:現場で必要なJavaScriptの知識

MVCフレームワーク/AltJS/タスクランナー

Chapter 5:JavaScript開発に必須のツール

〜これだけは押さえておきたい

特集1

Backbone.jsで学ぶ MVCフレームワーク[実践]入門

〜複雑化するコードを構造化!

Chapter 1 :クライアントサイドフレームワークが必要な理由

jQueryによる開発を構造化するBackbone.js

Chapter 2 :モデル実装入門

〜Backbone.Modelによるモデルの定義,属性値の設定/取得/検証,イベント処理

Chapter 3 :複数モデルの管理と永続化のしくみ

〜Backbone.Collectionによるコレクションの定義,モデルの追加/削除,イベント処理

Chapter 4 :ビュー,コントローラの実装

〜Backbone.Viewによるモデルデータの表示,elプロパティ,DOMイベント

Chapter 5 :URLと処理を紐付けるルーティングの基本

〜ページを遷移させずに処理を切り替える方法

コラム:AngularJSとBackbone.jsどちらを使うのがよい?
Chapter 6 :[実践編]モデルを定義し,メモの一覧を表示する

〜メモ帳アプリケーションの作成①

Chapter 7 :[実践編]メモの新規作成,削除,編集を行う

〜メモ帳アプリケーションの作成②

Chapter 8 :[実践編]検索機能を追加する

〜メモ帳アプリケーションの作成③

特集2

[シングルページ時代の大規模開発を支えるAltJS] CoffeeScript入門
〜高品質なアプリケーション開発を実現

Chapter 1 :CoffeeScriptファーストステップ

〜基本機能の紹介と開発環境の準備

Chapter 2 :CoffeeScript文法入門

〜簡易な文法と一貫したコーディングスタイルを理解しよう

Chapter 3 :実践デザインパターン

CoffeeScriptでわかりやすいコードを書くために

Chapter 4 :開発環境の整理

〜便利なツールと代表的なディレクトリ構造

APPENDIX :最適なAltJSの選び方[TypeScript vs. CoffeeScript

〜そもそもなぜAltJSが普及したのか

特集3

[開発現場を支えるタスクランナー] Grunt活用入門
〜開発効率化の必須アイテム

Chapter 1 :開発の「作業」に欠かせないタスクランナー入門

〜Gruntが選ばれる理由

Chapter 2 :環境構築とタスクの記述

〜Gruntを使ってみよう

Chapter 3 :Grunt プラグインの活用

CoffeeScript/ファイル結合/構文チェック/圧縮

Chapter 4 :ケーススタディで学ぶタスクの追加と実行

〜Gruntfile.jsを書いてみよう

APPENDIX :注目のタスクランナー gulp.js

〜新生,gulp.jsを選ぶべき場面

Amazon

現場の教育担当の方や、趣味ではじめようとしている方
予約はこちらからぜひ!

Amazon.co.jp: JavaScriptエンジニア養成読本 [Webアプリ開発の定番構成Backbone.js+CoffeeScript+Gruntを1冊で習得! ] (Software Design plus): 吾郷 協, 山田 順久, 竹馬 光太郎, 和智 大二郎: 本

さいごに

たくさんの方に助けて頂き、本当に感謝しています。

個別にお礼をしに伺わせていただければと思っていますが、
まずは、この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m