就活について

3年生の前で話してくれと大学から言われて今日話してきた。
以下話したこと。

1年前の今頃って何してたかなって振り返って考えてみると
先輩とか先生からアドバイスをやたら受けた記憶があります。

そのアドバイスはマナーに関するものが主で、
「ノックは3回」とか、「どうぞと言われるまで座らない」とか、「履歴書はボールペンで誤字のないように」とか
そういう感じのものでした。

ここで考えて頂きたいんですけど、
なんでノックは3回じゃなきゃダメなんですか?

もちろんこれには理由があって

  • 1回だと物がドアに物が当たったかノックか判断できない
  • 2回だとトイレでのノックを連想させるから失礼

ってことで3回。
マナーっていうのは理由があって生まれるものってことですね。

2, 3年前になかった事業が今では大企業の収益の柱になってるなんてことはよくある話ですが、
マナーに関しては変化がなくて良いのでしょうか。

例えば履歴書を手書きで送るってマナーについてですが
この履歴書。最終的に社員さんがキーボードでポチポチ打ってDBに入れてたりしますよね。
だったら、最初からデータで送ったほうがコピペできるから
相手の手間が省けるんじゃないかなと思うんです。


マナーも就活のフローも今の時代に即して相手を気遣った上での
より良い提案ってできるんじゃないかなって思うんです。

そう考えて私は実際、就活で一回もペンを握りませんでしたし、一度もSPIとかテストを受けませんでした。
たまに私服で行ったりもしました。

それで面接拒否されるーなんてことはなかったし、
そもそも「スーツ着用」とか「履歴書は手書き必須」って書いてあること自体が稀なんですよね。

変化球なことする度に企業からその理由を聞かれるわけですが、
相手を納得させられるような妥当性があれば失礼じゃないんじゃないかなと思うんです。

皆さんもハウツーを聞いたら、そのハウツーの目的を考えて
より良い提案をしてみてください。
あなたの提案に喜んでくれる会社はあなたの価値観に合った素敵な会社です。
やらないで後悔よりやって反省の方が手札が増えます。


これ話した後に、自分が具体的にどんな流れで就活したか話した。
おしまい。

ディズニー7つの法則―奇跡の成功を生み出した「感動」の企業理念

ディズニー7つの法則―奇跡の成功を生み出した「感動」の企業理念